初めて宅建試験を受験する方に全体像を把握してしっかり得点しよう！！

こんにちは、編集長Ｓです。

今回は、初めて宅建試験を勉強する方に向けて宅建試験の全体像を抑えたうえで勉強をした方が効率がいいとくことで、解説をしていきたいを思います。

宅建試験でどのような問題が出るのか

宅建試験は、宅建実務をしっかりと行うという目的を実現するために実施されています。

そこで、試験内容を見てみると、宅地建物の取引をするために店舗を構えてそこにお客さんが来店し、売買や賃貸借の契約をして、引き渡す。

また、売買や賃貸借の目的となる土地や建物を調査してどのような土地でどのような建物が建てられるのか等の法律上の制限につい買主にしっかりと伝えることも重要となります。

更には、不動産業者としては、土地や建物について法律上の規制やどのような建物が建てられるのかについての表示したり、売買する上でどのような特典を付けていいのかなどの規制がされています。

このように、宅建試験は実務を意識することで得点に結びつくし、試験勉強のモチベーションも上がると思います。

宅建試験の全体像

では、宅建試験で実務を意識するとはどういったことなのでしょうか？

具体的に見ていきましょう。

宅建試験は、権利関係、宅建業法、法令上の制限、その他の法律といった分野に分けるのが主流です。

権利関係の出題について

権利関係は、実務でどのような部分とリンクしているのでしょうか？

まずは、入店してきたお客さんが、法律上お客さんとして契約ができるのかの判断をしなければなりません。

そこで、権利能力者と制限行為能力者と未成年者を区別してそれぞれ何が出来て、どういった場合にできないとされていたことができるのかなどの学習をすることになります。

次に、意思表示です。

売買契約や賃貸借契約を締結する上で、意思表示は重要な法律行為となります。

どういう行為で意思表示したのかといえるかが重要となります。

意思表示についても、錯誤、詐欺、脅迫といった意思表示が本心でなされているかどうかのといったことについても理解も重要となってきます。

更には、私的自治の拡張・補充である代理権についての理解も外すことはできません。

その他には、建物の区分所有について、これはマンションの所有権について問題となってくるものです。

後は、土地や建物を買った場合には、登記をする必要があるので、そのことについての理解も必要です。

このあたりの理解をすることで、過去問で特に問われている箇所がどういうものかについて理解できると思います。

必要となる箇所の法律上の規定を理解することで、権利関係についても最低限7問～8問は得点できるでしょう。

宅建業法の出題について

宅建業法については、宅建業者と宅建士についての開や業登録、移転、廃業、業務上強制されることややってはいけないことについての理解について問われます。

この分野で20問出題されるので、特に業務上重要になる事です。

ここの分野の学習は、試験の得点に直結するだけでなく、業務上必要となる知識となるので、試験合格後の仕事内容についてのイメージを持つことで、モチベーションを保ちながら勉強していけると思います。

登録や移転や廃業、業務上の規制を宅建業者と宅建士についておさえることで8点分の得点となります。

その他、業務上の規制はかなり細かく規定されているので、ここだけでも5，6問は出題されることになります。

法令上の制限の出題について

法令上の制限の出題は、土地計画法や農地法、建築基準法などです。

土地計画法では、建物を建築できる土地か否か、更にどのような規模の建物が建てられるかについての理解の習熟度について問われます。

また、農地法では、農地を農地以外に転用する場合や農地を農地として取得する場合の規制につていどの様なものがあるのかについて学習します。

このへんは、建物を建てるために土地を買う場合にはしっかりと建てたいものが建てられるかについて調査する必要があるので非常に重要です。

特に、建て売り業者とか土地の開発をする業者の場合はこの分野の規制を直接受けるのでしっかりと理解しておくことが求められます。

この分野でも8問出題されるので、上でお話しした法律の理解することで、5問程度は取れると思います。

その他の法令の出題について

その他の法令についての出題は、税法関係が主なものです。

土地や建物を買うと、不動産取得税や土地や建物の登記をすると登録免許税がかかってきます。

宅建業者としてはこのような税金の計算も一応理解しておかなければなりません。

そこで、この分野からも一定のことをしっかりと押さえる必要が有ります。

まとめ

今回は、初めて宅建試験を目指す方に全体像を把握することで、しっかりと得点しようということでお話ししてきました。

宅建試験は宅地建物の取引実務について取引の適正を目的としているので、しっかりと学習することで、試験にも、実際の業務にもいい影響を及ぼすしていきます。

また、試験に対する目的がはっきりしていると勉強しやすくなるのでここで説明したことを意識して学習すると効果も上がっていくと思います。

合格に向けてしっかりと学習していきましょう。

今日はこのへんで終わります。