宅建試験の権利関係の分野についての3つのステップで効率的に学習しよう
宅建試験の勉強し始めたんだけど民法の範囲が多いくてもう嫌になってきたよ。
そうなのよ、学校の勉強とは少し違うし、なによりも条文が回りくどく書いているように感じてはかどらないのよね。
何かいい方法はないのかあ?
こんにちは、編集長Sです。
上の二人の会話にあるように、権利関係の分野は特に抽象的でわかりずらいと感じることと思います。
その理由は、民法が意思表示のことや権利関係のことや債権債務のことなどどのような状況でもあてはめられるように抽象的に書いてあるからです。
ですが、これから先何年も大改正はされないので(現在の民法は約120年骨格は変わっていませんでした)それでも通用するように抽象的になってしまうのです。
ではどのようにすれば、効果的に学習できるのかについて、これから解説していきたいと思います。
結論から言うと、大まかにとらえてから徐々に細かく見ていくという流れです。
それでは、宅建試験の権利関係の分野についての効果的な学習方法について解説していきます。
権利関係の分野を効率的に学習する方法 ステップ1 大きくとらえる
権利関係の分野を効率的に学習する方法のステップ1は『大きくとらえる』です。
先日、あるテレビ番組を見ていたのですが、そこでは氷で彫刻を作る第一人者の方が出ていました。
目の前には、氷の塊があり、手にはチェーンソー持っていました。
その第一人者は、まず初めに大まかに氷の塊を大まかにカットすることを始めました。
このように、どう手を付けていいか分からない場合は、必要な部分とそうでない部分に分けることから始めるといいです。
権利関係の分野を効率的に学習する場合も、まずは、大まかに分けることから始めるといいでしょう。
どういった分野があるのかそこから覚える、そして内容についてもどのように条文内で分けてあるのかについて、目次をみる。
どのような分野があるのかについては、何度も見ていくうちに覚えようとしなくても覚えてしまうと思います。
条文の目次も見てどういう内容があるのかを知ることが最重要です。
とはいっても、目次も覚えようとしないで、
夜寝る前に今日やった個所についての目次を思い出す程度のことをやっていると
権利関係の分野を効率的に学習する方法 ステップ2 具体的にとらえる
権利関係の分野を効率的に学習する方法ステップ2は、条文や問題文を具体的にとらえることです。
これは何を言っているのかというと、関係図を書くというものです。
テキストなどもに、具体例を例示して図解していると思います。
このような図を自分で真似て書くことで、理解が深まります。
もっとも、初めはなかなかうまくいかないかもしれません。
何度も繰り返して書いてみるうちに自分のものにしていきましょう。
権利関係の分野を効率的に学習する方法 ステップ3 何度も繰り返す
権利関係の分野を効率的に学習する方法ステップ3は、何度も繰り返す。
みなさんも始めていく場所では、どこに行けば何があるかは分からないと思います。
そこで、行く前に地図やおすすめスポットを調べて、何度も地図を見ているといった経験はないでしょうか。
それでも、迷ったりしますよね、それが醍醐味だったりします。
そして、何度も行っているうちに自由に行動できてくるといった経験はないでしょうか?
それと同様に、民法の学習も、初めてのことのなので、ステップ1の全体像をつかみ、関係図を見ながら、何度も繰りかえす。
何度も繰り返す、これが最も重要なところです。
まとめ
今回は、宅建試験の権利関係の分野について3つのステップで効率的に学習しようということで記事を書いてきました。
これで少しは、学習の方向性が付いたと思います。
方向性がはっきりせずにただ闇雲に、進んでいてはゴールまでたどり着けません。
この場合はゴールは自分が目標とする得点のことを指しています。
ゴールを決めることで、取捨選択すべきことがはっきりとしてくるので必ず目標点を決めてください。
ここで注意すべきは、満点を取ることをはじめに目標に据えないことです。
満点を取ることは結果的に民法学習の泥沼にはまります。
最低の目標点を決めそれをクリアー出来て、他の分野でも目標点をクリアーできるようになってから満点を目指してください。
それが合格への近道です。
それでは今日はこの辺で終わりにします。