宅建資格と他の資格のコラボで付加価値アップを狙うおう!part1
宅建資格とコラボすることで付加価値が増す組み合わせって有るのかしら?
宅建資格だけで十分だと思っていたからそんなこと考えてたことないよ。
こんにちは、編集長Sです。
今日は、宅建資格とコラボする他の資格はどういったものがあるのかについて少し掘り下げて紹介したいと思います。
第1回目は宅建資格とインテリアコーディネーターです。
インテリアコーディネーター試験について
インテリアコーディネーターとは
インテリアコーディネーターは、住まいを快適な住空間にするために、住居者に適切な提案・助言を行うことを目的とする専門職です。
インテリアに関する幅広い商品知識を持ち、住宅・インテリアメーカー、工務店、販売店やフィリーな立場で、インテリア計画や商品選択のアドバイスなどを行います。
資格としては、国家資格ではなく、公益社団法人インテリア産業協会が認定する民間資格となります。
民間資格ということは、どういうことかというと、簡単に言うと取得していなくても仕事はできるということです。
宅建試験は、宅建業を行う上では、5人に1人宅建士がいないと営業ができなくなります。
これは、宅建業法という法律で決められているためです。
このように、国家資格はいろいろと規制が厳しいというものです。
インテリアコーディネーター試験について
受験資格は、国籍・年齢・性別・学歴・職業・経験は問いわれません(ただし、試験は日本語のみです)。
申込者・受験者・合格者については下図のようになっています。
公益社団法人インテリア産業HPより引用
合格者の男女比についてみると、女性がかなり多いです。
公益社団法人インテリア産業HPより引用
試験は、1次試験は、マークシートによる選択式試験
1次試験に受かった場合に、2次試験としてプレゼンテーションと記述式試験があります。
1次試験に受かった効力は3年間有効で、2次試験から受験できるようになります。
計画的に受験をすることが可能となっています。
公益社団法人インテリア産業HPより引用
1次試験・2次試験両方の合格率は23%程度です。
宅建との相性について
結論から言うと相性は非常にいいと思います。
宅建資格は、宅地・建物の売買・賃貸の仲介と管理といったものです。
インテリアコーディネーターは快適な住空間を作りための提案・助言であるので、いってみるとリノベーションの分野に強みを持ちます。
この分野は、建築士の設計や工務店の仕事のほうが親和性があるといえます。
しかし、最近では、リノベーションと組み合わせて中古住宅を販売する業者も出てきています。
その場合は、仲介手数料を割り引きして、内装の工事費と合わせることでワンストップサービスを提供して利益を確保するというものです。
このように、宅建資格とインテリアコーディネーターの資格は相性がいいといえます。
まとめ
従来の宅建資格と生かすというモデルは、原則的に不動産会社で宅地建物の売買・賃貸の仲介や物件管理といった業務でした。
もちろん、建売業者などは自ら建物を建てて、自社の不動産部門で売却するということをしていました。
これかは、今まで以上に建物の有効活用や中古物件のリノベーションなどを扱うことで、管理物件の価値を上げることを物件の大家さんに勧めたり、と今まで以上に活躍の場が広がると考えられるのでおすすめです。
また、民泊などでリノベーションも盛んに行われているので、まだまだ、需要はあると考えられます。