令和元年の宅建試験で合格点に1点足りなかった時のこれからの勉強方法
今年の宅建試験で合格点に1点足りなかったんだけど、これかがどう勉強したらいいのかしら。
僕は3点足りなかったんだけど、結構頑張って追い込んだからこれからどう勉強していけばいいかわからないよね。
こんにちは、編集長Sです。
上の二人が話しているように、1点足りなくて合格しなかった場合などにはこれからどう勉強していけばいいのか迷っていいる方が多いと思います。
というのも、一度すでに勉強しているし、あと1点だったから来年は、宅建試験の試験の3か月前位から本気出せばいいだろうと考えてしまいがちです。
ですが、こういう考えは捨てるべきでしょう。
というのも、せっかく勉強する習慣ができたのに一度止めてしまうとその習慣が無くなってしまうからです。
合格してから無くなるのはまだいいのですが、あと少しであったのに無くしてしまうのはもったいないからです。
ではどうすればいいのか?
合格点に1点足りなくて不合格であった場合にまずすべきこと
まずすべここととては、自己採点でどのような分野で同得点していたのかの確認です。
その際、権利関係、宅建業法、法令上の制限、その他法令の4分野に分けて確認します。
これをやることによって、自分の弱点を掴むことができるからです。
注意点としては、確信をもって解答した問題とそうでない問題を区別することです。
試験後結構時間が経っているので、確信をもて解答したかそうでないのかについての区別ができないという方もいると思います。
その場合は、今見て確信をもって解けるか否かで区別しても大丈夫です。
そして、確信をもって解答した問題だけでの点数を確認しましょう。
その点数が何も勉強しないで来年試験に臨んだ場合にとれる点数の上限です。
私の分析では、来年も合格点は35点だと考えています。
確信をもって答えた点数を35点から引いてください、それが今年積み増さなければならない点数となります。
さあ何点だったでしょうか、5点以内であったら、5点免除の講習に行ける方は必ず行きましょう。
おそらく、合格点まで今後の積み増しが必要な点数が10点以内の方が大半だと思います。
これからの勉強法について
これからの勉強方法については、上記のどの分野で得点したのかが重要な指針となります。
権利関係が弱かったのか、宅建業法が弱かったのか、この二つの分野が特に配点が多いので、勉強しただけ得点に結び付きます。
この分野が弱点となっているのであらば、これからのリカバリーは容易にできます。
一部のブログでは、権利関係2点でも合格できるといったものもありますが、頻出分野だけを学習するだけで6点~7点は得点できるようになります。
ぜひ4~5点確実に積み上げて合格に結び付けましょう。
では権利関係と宅建業法どちらに力を入れるべきかについてですが、圧倒的に宅建業法の方です。
権利関係の方は、頻出分はのみで切り上げて、残りは宅建業法をやっていきましょう、というのも権利関係の民法については、無限に勉強することが出てくるからです。
他方、宅建業法については、不動産業にすでについている方は日常の業務が宅建業法でどのように規制されているものなのかを確認しながら普段の仕事をすることにより働きながら勉強できることになります。
まさに一石二鳥です。
そうでない方も、自分が不動産業をしているイメージを持って学習したり、部屋を借りたり売買する場合のシュミュレーションをしながら勉強すると楽しく覚えることができます。
ぜひやってみてください。
まとめ
令和元年の宅建試験で合格点に1点足りずに合格できなかった時の勉強方法としては、①得点の確認、②権利関係の頻出部分と宅建業法についてしっかりと勉強すること、この2点につきます。
そして、5点免除の講習を受けるこ要件を満たしている方は、必ず講習を受けることです。
1点足りなかったからといって油断しているとこれから新たに勉強を始める方に抜かれることも十分あり得ます。
油断せずに、かといって構え過ぎずに毎日1時間程度でもいいので、知識の確認をしていってください。
他の記事にも書きましたが、コツコツ勉強することが合格への近道です。
それでは今回はこれで終わります。