宅建試験学習の初歩の初歩!宅建試験に限らず法律試験を学習するときの注意点
法律って勉強しづらいんだけど、何が今までと違うのかな?
イマイチ何が違うかわからなくて、勉強のペースが掴めないのよね。
あけましておめでとうございます、編集長Sです。
今回は、新年1回目の解説として、宅建試験学習の初歩の初歩!宅建試験に限らず法律試験を学習するときの注意点を解説していきたいと思います。
新年1回目ということで、知っているだけで勉強の指針となる事を今回は取り上げます。
気軽に読み流してください。
法律試験の特殊性
法律試験の特殊性として、条文を読まなければ本当の所は分からないという点です。
とはいえ、条文所の文言(もんごん)解釈についても、学者の間ではいろいろ意見が分かれています。
そこで、何をベースにするのかについて調べれば調べるほどいろいろ学者や弁護士が好き勝手な見解を述べているのでどれをベースにしたら良いのか判らなくなります。
ですが、実務上は最高裁の判例で示された見解がベースとなります。
その他の解釈論は好き勝手な意見ということになります。
ですから、テレビで弁護士や元検事がいろいろな見解を述べているのはこのためです。
比較的判例をベースにした見解を述べることが求められている方もいれば、とにかく別の見解をの別ことが求められている場合は少数派の意見をあえて述べることがあるので注意してください。
法律試験を学ぶポイント
では、なのを基準に学べばいいのかということが問題となってきます。
資格試験の場合は、争うのない解釈と最高裁の判例がベースとなります。
また、法律は六法に記載されているルールを学習することになります。
ルールを学習するので、ハッキリといって退屈です。
具体的に考えてみましょう。
例えば、野球をする場合にルールから入る人はまずいないでしょう、野球をする場合はまずはキャッチボールやゲームから入るのではないでしょうか。
また、だいたいのスポーツはゲームや基本動作から入ると思います。
ということから、ルールから学ぶ人はまずいないということになります。
この例えを参考にすると、ルールを学ぶのは後でもいいということです。
法律の勉強に引き直すと、条文を学ぶのは最初にする必要なないということです。
この場合の最初とは、法律試験の順位として宅建試験は一番下に位置すると以前解説しました。
ということを前提にすると、宅建試験を学習するだけならば、法律の条文は必要ありません。
それよりも、スポーツの場合と同様にゲームから入ることが上達の近道です。
この場合のゲームとは、過去問を解くことを指します。
ということで、とにかく過去問を解くことから入る、少なくとも知識を入れたら過去問を解くという流れを必ず実施することを重要です。
もう一度言います、過去問が最重要です。
まとめ
今回は、宅建試験学習の初歩の初歩ということで解説してきました。
法律を学習する上では、最初の段階は過去問を解くことが最重要です。
特に、宅建試験では、概念の説明も重要ですが、過去問を解いて何が問わらるのかを知ったほうが有益です。
テキストを読んで終わらせることなく、必ず過去問を解いて、実戦で学ぶことを重視してください。
新年1回目ということで、今回はこのへんで終わります。