宅建試験の学習方法まとめ!おすすめは過去問主体の学習スタイル
宅建試験の勉強を始めようと思うけどどういった学習をしたらいいのかしら?
過去問をやるのがいいとは聞くけど、過去問ではだめだということを言う人もいるみたいだし・・・
それは、自分がどういった点数で合格したいかや現状の実力がどの程度かによっても変わってくるよ!
え!?
どういう事なの??
こんにちは、編集長Sです。
前出の女性と男性の会話の疑問点でもある、宅建学習は過去問か過去問では足りないのかについてまとめていこうと思います。
私のおすすめは、圧倒的に過去問学習です。
とにかく過去問をやらないことには勉強が始まらないと思っています。
取り組む順番としては、過去問⇒模擬試験⇒予想問題といった順番です。
なぜ、過去問では足りないという説明があるのか
ネット上の情報では、過去問では100%ではないので、予想問題を解かなくてはいけないといったことが書かれています。
ポイントは、100%というのが何を指すのか
ポイントは、100%とは何を指すのかです。
『100%出題された問題に正解すること』とを指すのであれば、すなわち50問中50問を正解することを目標にしているのであれば、確かに過去問学習だけでは足りないでしょう。
また、『100%合格が可能となる状態』をさすのであれば、予想問題を解くよりもまず過去問をやる必要があります。
このように、何を目指しているのかが曖昧になっているといろいろ手を出してしまいがちです。
目標は、『宅建試験合格する』ことです。
合格することであるならば、まずは過去問を十分に学ぶことが重要です。
おそらく、過去問を十分に学習するだけで、よほど勉強に時間が取れる方でない限り、試験日をむかえることになります。
なぜ、過去問がおすすめのなのか?
では、なぜ過去問学習がおすすめなのか、過去問学習だけで最低でも8割は取れるからです。。
宅建試験でいえば、40点は取れるということです。
本番当日で、緊張してミスが1~2問出たとしても合格点は超えます。
どうして8割を超えることができると言い切れるのか?
私が8割超えたということもあります。
自分の体験談だけではいまいち説得力に欠けるかもしれないので、更に説得力のある説明としては、宅建試験の目的を確認するとその答えが見えてきます。
宅建試験は宅地建物取引業における事務をしっかりとできるかしっかりやるための知識を有しているかを試すことを目的とした試験です。
目的に沿って出題範囲は限定されます、ということは、出題される問題も必然的に偏りが生じるということです。
それら、宅建試験は毎年行われています。そして、範囲は限定されています。さらに、範囲の内容の変化はそれほどありません(民法の改正が最近ではありますが、今まではほとんどなかったです)。
これらのことから、以前に出た問題を若干アレンジして出題するしか方法はないのです。
過去問を十分に学習するとはどういうことか
過去問を何度も解いていると、答えを覚えてしまっていて解いていて何か意味が無いように思えてきます。
過去問を十分に学習するということは、単に答えを覚えてしまうまでやり込むということを意味しません。
過去問でどの部分が問われていて、同じことを別の年度でも出題されているけれどもどこに変化をつけて出しているのか、どの部分が中心に問われているのかをよく分析していくことです。
こういった部分をしっかりと押さえられるようになると8割得点は可能です。
おすすめの過去問はあるのか?
本屋さんやネット通販で宅建の過去問を調べると結構いろいろな会社から出版されているので、どれにしたらいいのか迷うところです。
結論から言うと、自分が一番読みやすいと感じた出版社から出されたものがいいと思います。
というのも、解説の内容は細かく説明された方が良い方もいれば、あっさりとした答えで理由が端的に分かればいいという方など様々だからです。
自分に合うものを書店で選んでください。
私の場合何を使ったか
私は、実は書籍にの過去問は使いませんでした。
では何を使ったのかというと、PCにインストールする過去問を利用しました。
当時はスマホは主流ではなったこともあるのですが、PCにインストールしたものは、正解率や同じ分野の出題だけを集めて集中して解くことができたりするので、分析しながら解くことができて便利でした。
現在では、過去問も紙で書かれたものから、ネット経由で提供されるもの、PCにインストールして使うもの等様々あります。
それぞれ利点があります。
スマホ対応した過去問であれば場所を選ばずに解くことができます。
PCにインストールするものはよくPCを持ち歩く方にはいいと思います。
何年分過去問をやるといいのか?
結論から言うと、12年分すべてやる必要はありません、5年分で十分です。
宅建の過去問で解説付きのものは12年分とか結構の分量のものを出版しています。
これを全て十分にやるとなると時間もかかります、また、同じ問題が繰り返し出されているので、12年分はやる必要はありません。
やり方としては、5年分のうち直近か又は古い方から3年分をじっくり解きます。
この段階では、何をどのように出題しているのかを見ながら解いていくとよいでしょう。
直ぐに答えを見ても構いません。3年分をまずはしっかりとやります。
その後に時間内の解き終わるかを確認するために、残り2年分を時間を図って1回解いてみます。
その後は、前の3年分と同様にしっかりと確認しながら解くといいでしょう。
5年分をしっかりと解いたら、残りの年度を時間があればといて、時間が無ければ5年分をもう一度解いてみる。
これで十分でしょう。
まとめ
宅建試験で50点をとって満点で合格したのであれば、予想問題を解いてもいいでしょう。
合格点を超えることをまず目標において、時間があればさらに高得点を目指すという姿勢が資格試験においては重要です。
満点で合格しても、ギリギリで合格しても、実務で何点でしたかなんてお客さんい聞かれることはありません。
もっとも、仲間内で満点だったとかいうと一目置かれるかもしれませんが、実務上は手数料が上がるとか、資格手当が上がるとかいったことはないので、合格することが重要です。
そのためには、過去問の学習がポイントとなります。