宅建試験に独学で合格することは無理なのか?リアルな現状を解説
宅建試験を独学で勉強しようと思っているんだけど独学の場合は合格は無理なのかな?
合格率が15~17%位みたいだけど、ホントのところどうなんだろう。
最近は、ブログや動画も無料で公開されているから、少し前よりは断然独学で勉強しやすくなったみたいよ。
こんにちは、編集長Sです。
今回は、宅建試験を独学で勉強して合格することは無理なのか?について私の見解をご紹介していきたいと思います。
結論から言うと、宅建試験を独学で勉強して合格することは十分に可能です。
ただし、きちんとスケジュールを立てて勉強していく必要があります。
宅建試験の合格に必要な得点と勉強時間
宅建試験の合格に必要な得点と勉強時間はどの程度なのかをまず確認する必要があります。
なぜなら、ゴール地点設定しておかないと闇雲に勉強しても無駄な努力をする羽目になるからです。
勉強時間もメリハリをつけるためにこれ以上はやらないと事前に決めておくことも大切です。
勉強時間は目安として250時間~300時間といわれています。
また、必要な合格点は35点+αです。
この勉強時間数と得点が目安となります。
時間数はどの程度集中して取り組んでいるかで多少増減すると思います。
私が推奨するのは7月ぐらいまでに35点をクリアーして、残りの約2か月はさらなる点数の積み増しをする期間とすることで確実に合格を狙うというものです。
具体的に1月から勉強を開始して10月の試験までのスケジュールのモデル例を示すと次のようになります。
1月~3月(基礎作り期) | 4月~7月(得点を伸ばす時期) | 8月~10月(得点の積増時期) |
合格に必要は知識を習得 | 知識を問題が解ける状態にする | 弱点を補強する |
宅建試験の勉強方法
おおまかな流れは、上記の通りです。
具体的に何をやるのかについて見ていきましょう。
基礎作り期
基礎作り期は、これからの必要となる知識を習得します。
この時期は、一通り市販のテキストやブログなどを読んで知識を習得します。
最近では、YouTubeなどでも無料で見られる講義やブログなども充実しているので、独学がしやすくなっています。
ここでは、法律用語や知らない用語がでてくるので、一番しんどい期間です。
まずは、宅建試験に出てくる用語を聞いたことある用語にするようになることが目標です。
テキストは1回読めばできるようになる訳ではないので、何度も読むこと又図表を見ることが重要です。
一日最低1ページとか、YouTube1つとかブログ1記事といった具合に一歩でも進むことを心掛けてください。
得点を伸ばす時期
一通り、知識を習得したら、次にやることは知識をもとに問題を解けるようにすることです。
具体的には、過去問を中心に解いていきます。
もちろん、基礎作り期にも過去問を解いていってもいいです。
過去問を解く場合注意すべきことは、4年分ぐらいを初めに解いてしまうことです。
私が勧めるのは、過去問は見開きで左又は右に問題その反対のページに答えと解説がついているものです。
この場合は、4年分を選別することはめんどくさいので、この場合は2問おきに解答するとか1問おきに解いていくといったことをしてすべての分野をチェックしていくことです。
そうすることによって、満遍なく学習することができるのでおすすめです。
この期間はとにかく過去問を解きます。
答えを覚えてしまった場合は、なぜその答えなのかを自分で説明できるようにしてください。
ただ、はじめから説明できなくても大丈夫です。
どの知識が問われているのかを常に意識しながら解いていきましょう。
得点の積み増し時期
最後の8月~試験日までは、メインにすることは過去問を解くことです。
とはいえ、過去問ばかりでは飽きてきたり、不安になる事もあると思います。
そこで、予備校などの模擬試験を受けてもいいと思います。
模擬試験を受ける場合のポイントは、たとえ点数が悪くても気にしないことです。
もちろん知らない知識はインプットしていくことが重要です。
とはいえ、模擬試験は本試験ではありません、あくまでも予備校が作った試験です。
したがって、出題傾向や問題の出し方が本試験と異なっています。
ということで、点数が良かった場合には喜んで、そうでもなかった時は傾向が違うという風に受け流して、過去問は完璧に解けるという状態にしてきましょう。
宅建試験は独学で勉強して合格することは無理なのか?のまとめ
今回は、宅建試験は独学で勉強して合格することは無理なのか?について解説してきました。
独学で合格する可能性は年々高くなっていると私は感じています。
やはり、YouTubeで講義が見られることやブログでも有益なものが多く、今までのように予備校に行く必要が無くなっていると思います。
予備校に行くのは、自分でペースがつかめないといった場合や家庭では学習環境がイマイチといった場合には有効だと思います。
ですが、独学で合格はできるのでしっかりと対策を立て合格していきましょう!
では今日はこのへんで終わります。