宅建試験 初の12月の試験を終えての講評と予想合格点
ようやく今年の宅建試験が終わったよ!
10月に試験を受けたかったけど、12月に回って良かったのかも。
合格できていれば、いつの試験でも良かったといえるんだけど、40点超えてないと安心できないね。
そうね、10月の試験も38点が合格点だったし、それと問題自体の難易度は変わっていないようだからどうなることかしらね。
こんにちは、編集長Sです。
12月27日に宅建試験を受験された方お疲れさまでした。
今回は、10月の試験の予想合格点をおお外ししたことをお詫びしつつ懲りずに12月の試験の合格点を予想していきたいと思います。
今回の試験(宅建試験12月)のポイントは、問題自体の難易度、受験率、受験者の質がどう変化したかによるところが多いと思います。
このポイントを中心に合格点予想をしていきたいと思います。
試験自体の難易度について
令和2年12月27日の宅建試験の問題自体の難易度は、例年の試験と大きくかけ離れたものとは言えないという印象です。
というのも、まずは、民法の法改正がありその部分は過去問もあまりなく、対策が立てずらいという点は誰もが同じだからということ。
また、権利関係の部分以外はほとんど変わっていないこと。
宅建試験は、権利関係がそこその得点をめざして、宅建業法で得点の柱をつくり、その他法令でそこそことり、税法関係でも半分程度取るといった流れになる試験です。
権利関係が合否を分けるという可能性はあるにしても、他の部分で得点を取るという基本姿勢をとっていればそれほど慌てることは無いといえます。
権利関係では、判例問題な出題されていなく、今まで出題されていない分野の散見されましたが、自分が取れる分野をしっかりと得点すればそれほど難しいとは言えないということになります。
このようなことから、試験の難易度自体は、例年とそれほど変わらないということになります。
ということは、合格点は38点前後なのでしょうか?
受験率について
以前にも書きましたが、12月の試験の合格点については、受験率がかなり関係してくると考えています。
12月27日の試験日であることから、あまり勉強していない方やそれほど宅建試験の合格に思い入れのない方などは今年うけなくてもいいかもと考えて受験しないことが10月よりも高い確率で起こると考えます。
そうすると、受験率は相対的に下がります。
また、10月の試験を分析していると12月に試験がある地区は軒並み受験率が全国平均よりもかなり高い水準でした。
そして、合格率も例年よりも高くなっていました。
そのことから、推測できるのは、宅建試験の受験生が例年それほど大きな変化なく行動するとすれば、10月に試験を受けた人は、受験率が高く合格率も高いので、12月の受験生はその反対で受験率が低く合格率も低いとなり、全体として、例年と同じ水準になるということです。
この推測を前提にすると受験率はかなり下がります。
そして、合格率もかなり下がることになります。
現時点(令和2年12月28日午前9時)では、受験率が判明していないので、どうなるかは、発表され次第記事に追記していこうと思います。
受験者のレベルについて
受験者のレベルについてですが、例年通りの受験者層を想定した場合は、相対的に12月受験者のほうが低いと思っています。
ですが、ここでも注意したいのは、10月からの2か月で合格水準に持って行くことは十分に可能であること、また、そもそも勉強できなかった方は受験しないということが考えられます。
そうすると受験者が少なく、そのうえ受験者の質も上がるということが起こります。
そうすると、合格点は38点前後となる可能性が出てきます。
まとめ
私の予想は、合格点は現時点では38点です。
今回は、試験問題の難易度を重視して評価させてもらいました。
令和2年の宅建試験は、いろいろとイレギュラーなことが多く受験者の皆さんは大変だったと思います。
ですが、ここで見えてきたことは、宅建業法でしっかりと得点をとり権利関係については、すべてを網羅する学習をするのではなく、頻出事項に絞って目標点をクリアーして、その他法令や税法関係でも得点をしていくことで40点を超えていれば安心ということです。
そんなの解っているよと言われそうですが・・・。
宅建試験の王道の勉強法をとっていれば合格できる試験です。
これからも、皆さんのお役に立てるようにこのブログも充実させていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
今日はこのへんで終わります。