宅建試験のテキストと過去問集のおすすめ まとめ
宅建試験受けようと思って、テキストを買いに行ったけど数が多くてどれを買ったらいいのか判らないわ?
僕もそうなんだよ。
テキストだけでなく、過去問もそうだし、入門テキストや問題集もあってどれを買ったらいいのか判らないよね。
こんにちは、編集長Sです。
今回は、宅建試験のテキストや過去問集はどれを選べばいいのかについてまとめていきます。
私の主観で判断しています。
ちなみに私は、8月頃から試験勉強を始めて10月の試験で合格しました。
3か月で合格した私のおすすめをお伝えしたいと思います。
それでは、まとめていきましょう。
はじめに
宅建試験のテキストは何を選べばいいかわからないといった方は多いと思います。
これまで、私は自分に合ったものを選べばいいですと言ってきました。
それは、出版されているものはほとんど中身は同じことが書いてあるからです。
ですが、これでは、これから宅建試験の勉強を始めようという方に不親切でした。
また、すでに受験された経験のある方についても今使っているテキストに不満がある場合はともかく、ない場合は今使っているテキストの最新版を購入して使ったほうがいいと思っています。
なぜなら、使い慣れた配置だったり図のほうがもう一度別のテキストであげられている微妙に違った図を覚えるよりも効率がいいからです。
いろいろなものに手を広げずに一つのテキストを使い倒して学習の密度を上げていくことが宅建試験合格への近道です。
それに、新しいテキストで心機一転頑張ることも考えられますが、今まで使ってきたテキストの最新版を使いつつ、このブログを読んでもらえればお使いのテキストとは異なる別の視点であったり、説明を読めるので、わざわざ別のテキストを買う必要ないとも思っていたのでこのように書いていました。
とはいえ、多くの方から『宅建試験のテキストのおすすめは?』という質問があったのでここでまとめていこうと思います。
私のおすすめなので、すべての宅建試験のテキストについて紹介することはしません。
ここに出ているテキストは基本的にどれを使っても宅建試験に合格できます。
大切なのは、使い倒すことです。
テキストについて
書店に行くと、宅建試験のテキストは『マンガで学ぶ入門もの』、『基本テキスト』、『過去問集』、『演習用問題集』とだいたい4カテゴリーに分かれています。
マンガで学ぶ入門講座的なものは、ハッキリと言って必要ありません。
また、演習問題も必要ありません。
必要なのは『基本のテキスト』と『過去問集』のみです。
本当にそれだけでいいの?と思うかもしれません、なぜこの二つだけでいいのでしょうか?
テキストと過去問だけで合格できる理由
まず、マンガで宅建試験入門といったものは、これから使う『宅建試験の基本テキスト』の中から主要なものを抜粋をし、それをマンガで解説するものです。
ということは、宅建試験の基本テキストを使えば入門部分はすべて書いてあるということになります。
もちろん、時間があって入門から入りたいという方やマンガからのほうが入りやすという方は使ってもいいと思いますが、私はおすすめしません。
次に、宅建試験の演習問題はいらないといった理由は、わざわざ演習問題を解くといった回り道をするよりもテキストで学習した後はすぐに宅建試験の過去問を解いた方が効率が良いからです。
なぜ過去問が効率化がいいのか
過去問は、過去に出題された問題です。
そんなこと言われなくても分かっているといわれるかもしれません。
過去問を解くことで解ることは次のことです。
過去問を解くことでこれから受ける試験のレベルが分かる、1年分を解くことでどのような時間配分をすべきか体験できるということが言えます。
必ず1年分ずつ解かないといけないわけではありませんので、分野ごとで解いていくといいと思います。
このようなことから、私は宅建試験に限らず、テキストを学んだら直ぐに過去問を解くことを推奨します。
テキストは何を選べばいいのか
ではテキストは何を選べばいいのかについて見ていきましょう。
宅建試験のテキストは大きく分けて、①分冊もの、②一冊もの、に分けることができます。
分冊ものについて
分冊ものとは、宅建試験のテキストを分野ごとに分冊にできるようになっているものです。
法律が取っつきにくいといった場合や持ち歩きがしやすいほうがいいという場合はこちらがおすすめです。
以下のものがあります。
みんなが欲しかったシリーズ
宅建士合格のトリセツ
これは、『みんなが欲しかった宅建士の教科書』はTAC出版から発売されているもので、『宅建士合格のトリセツ』はLECから出ているものです。
TACもLECも大手資格予備校ですので、これらの資格予備校が作ったテキストです。
予備校のノウハウを活かしたテキストになっています。
内容的には、ほぼ同じです。
というのも、両方とも試験に出るところや知っておいた方が良いところを過去の出題傾向から厳選しているからです。
私の見た限りでは、『みんなが欲しかった宅建士の教科書』のほうが書体がくだけています。
どちらを選ぶかは好みの問題です。
上記のような利点がうたわれたいますが、私が見る限り、30代以上の男性がこのテキストを使うと、カラー過ぎてどうなのか?といった気になりました。
もちろん、そんなことを気にしないという方はいいのですが、あまりにもカラフルで使っていて落ち着かない感じがしました。
とはいえ、女性受けはいいのではないかと思います。
分冊にしているという点も持ち運びを考えて大変良いと思います。
一度に読む部分は限られているので、分厚いテキストすべてを常に持ち歩かないといけなということでは、持ち歩きが面倒になり結局勉強しなくなってしまいます。
ですが、予備校がこういう順で学んだ方が良いとこだわって、章立てしているはずなのに、分冊にしてしまうとそのこだわりがあまり意味をなさなくなるように思いました。
1冊ものについて
1冊ものとは、分冊にできないものを指します。
私が特におすすめするのは、こちらです。
『らくらく宅建塾』と『宅建士虎の巻』です。
『らくらく宅建塾』や『宅建士とらの巻』は、両方とも分冊にすることはできません。
また、2色刷りですので、分冊できるテキストと比べるカラフル感はありません。
ですが、男性の宅建受験生にはこちらの方が使いやすいような気がします。
というよりも私はあまりにキャラクターがついているものは使いづらい、持ち運んで使っていると恥ずかしいと感じる方なので使うならこちらです。
実際、私が受験したときに使ったのは、『らくらく宅建塾』でした。
選んだ理由は、当時のテキストとしては一番簡単に書かれていたということです。
はしがきの所に8歳の子でも受かったということが誇らしげに書かれていました。
これで受かるのなら、簡単なものを使おうと思ったので『らくらく宅建塾』を選びました。
実際に、使い無事合格しているので問題なくおすすめできます。
『宅建士とらの巻』は使っていませんが、合格後にその存在を知り少し見てみたのですが、これでも良かったと思いました。
『らくらく宅建塾』と『宅建士とらの巻』の違いは、『らくらく宅建塾』のほうがイラストが多いと思います。
過去問について
過去問については、①問題と解答が分冊になっているもの、②左ページに問題1題あり右ページに答えがあるもの、③左ページに問題2問があり右ページに答えがあるもの、④1ページの中に上のほうに問題下のほうに答えがついているもの、と④パターンがあります。
私がおすすめするのは、②③のものです。
ちなみに、①はユーキャンやTACのまるごと収録という過去問です。
②は、受かるぞ宅建の過去問など
③は、スッキリととける宅建士の過去問など
④は、総合資格学院から出ている過去問などです。
過去問と答えだけはネットで試験機構から手に入るので必要ないと思います。
過去問は一般財団法人 不動産適正取引推進機構に掲載されています。
⇓一応リンクをつけておきますので気になる方はどうぞ⇓
※民法の改正で解説が改められたものが必要になるかもしれません
このように、試験形式の過去問はほかで手に入るので、過去問を使い倒すということ面からは、左に問題、右に答えがるほうが間違いをチェックしやすいです。
何度も繰り返す場合にも、すでに正解できる問題をチェックしておくことにより、出来る問題を飛ばしてできない問題を何度も解いて弱点を無くしたほうが効率的です。
まとめ
ここまで見てきたように、私がおすめするテキストは『らくらく宅建塾』、過去問は『スッキリトとける宅建士過去問』です。
宅建試験のテキストは、内容のわりに分厚いのが難点です。
もう少し、字を小さくしてもいいのではないかと思っています。
とはいえ、宅建試験の受験年齢層をみると年齢層が高めなため、あまり字を小さくすると読みずらいといった指摘もされそうですね。
来年は民法改正された部分も出題範囲なので、テキストは最新のものを使ってください。
宅建の過去問についても、何年分解けばいいのかという疑問も生じてくるでしょうその点については別の記事で紹介しているのでそちらを参照してください。
しっかりとテキストと過去問やブログ等を使いつくして、来年宅建試験に合格しましょう!!