宅建試験に短期合格するための過去問集の使い方
宅建試験の過去問集はどう使えばいいのかしら?
やっぱり、試験前に解いて自分の実力を確かめたほうがいいわよね!
その過去問の使い方だと合格できないよ!
過去問は実力を試す為のものではないんだよ。
こんにちは、編集長Sです。
先日、宅建試験のおすすめテキストと過去問集について記事を書きました。
そこで、過去問集のおすすめを上げましたが、その使い方について解説していなかったと思います。
今回は、宅建試験に短期合格するための過去問集の使い方についてお伝えしていきたいと思います。
宅建試験の過去問集の選び方
宅建試験の過去問集の使い方については、以前に記事にしています。
過去問集は、見開きで片方のページに問題、他方の記事に解答といたものを選ぶようにしましょう。
そして、年度別で問題を解きたいときは、不動産適正取引推進機構に掲載されている過去問を使うといいです。
これは、年度別実際に出題されたものがPDFになっているので、実際の問題文の大きさや文字の大きさなどを知ることができること、またプリントアウトすれば何度も使えるので問題文に直接書き込むことができるので使い勝手がいいと思います。
宅建試験の過去問集の使い方
宅建試験の過去問集の使い方は、自分が学んだ単元ごとに過去問を解いていくことがおすすめです。
いきなり、『過去問を解いてもいいの?』と思うかもしれませんが、いきなりでいいんです。
過去問は最後に実力を図るものではありません、過去問集を通してどのレベルの問題が出て、どの程度の分量を時間内に解かないといけないのかといったことをすることができます。
もし過去問を解かずに、予備校などが独自に問題を作っている問題種を解いても出題傾向が微妙に異なってくるので、どこのポイントを勉強するべきかについての情報が得られません。
その点、過去問を解くと、どの部分が問われてどの部分が問われないのかについて分析することができます。
過去問の解き方について
宅建試験は選択式の問題です。
そこで問題を読んで選択肢を見て、正誤がはっきりと分かる場合は〇か×のマークをつけます。
そして、〇×のマークだけでなく、勉強したけど忘れた知識の問題や知らないものは△や?マークを付けて、問題の分類をしていきます。
過去問を1~3回程度解いている場合は、すべての問題を解きながらこの分類をしていきます。
4回目以降は間違った問題や△や?マークの問題を中心に解いていきます。
私の経験では、1回目に解いて正解できた問題は、2回目3回目とといてもまず正解できます。
ですが、1回目に間違った問題や△や?が付いた問題は2回目以降も間違える可能性があります。
ここを重点的につぶしていき、最終的には全部正解できるといった状態にしていくことで過去問を解いたことになります。
注意してほしいことは、過去問は一つの選択肢ごとに確認していくことです。
まとめ
ここまで、宅建試験に短期合格するための過去問の使い方について紹介してきました。
資格試験の場合に限らず、過去問は実力を図るために使うのではなく、過去問を使って試験の出題の仕方や問題のレベルをしっかりと分析するために使います。
試験の出題される部分が分かれば、テキストを読む場合にも出題される部分をを重点的にチェックすることができるので、効率的に学習することができます。
年度別に問題を解いて試験時間内で問題を解ききれるかの確認も必ずしてください、時間があれば解けたのに時間切れアウトになっては悲しすぎます。
過去問の使い方はこのようにすることをおすすめします。
今回はこれで終わります。
しっかりと過去問を活用して、合格しましょう!