宅建資格は取得するとどのぐらい稼げるのかについての感想
宅建資格って取得するとどのぐらい収入はアップするのかしら。
まあ、それは人によると思うけど…
こんにちは、編集長Sです。
宅建資格を取得して不動産会社に入社した場合に、実際どの程度の収入が見込めるのかについて、今日は私の経験や周りの実例から感想をお伝えしたいと思います。
では、まず私の経験がどの程度信用性があるのかについて判断していただくために、私の不動産業に関わった経験について少し話します。
実際に宅建士の資格を活用して働いていたのは、4年ぐらいです。
その時の話と、その時の周りにいた先輩方に伺った話も交えて書いていきます。
今も、宅建士の資格を活用しているといえばいるのですが、受験指導や受験ノウハウの発信のほうが自分には合っていると思っています。
宅建資格でどのぐらい稼げるのか
具体的に言うと、やりて営業マンは年収3000万とか4000万円とかそれ以上稼ぐという方もいます。
主に不動産売買を中心にしている方がこのような年収になりやすいです。
賃貸を中心にしている場合は、多くて1,000万円に行くかどうかです。
もちろん、もっと稼いでいる方もいると思います。
だいたい年収を平均的すると500万円前後~1,000万円の間で落ち着くのではないでしょうか。
地価の高い地域や販売のやり方によって年収にはかなり差が出てきます。
その理由は、不動産会社の給料が歩合の占める割合が多いこと、不動産価格が高いほうが仲介手数料が多くなることに起因します。
物件の価格が高い・低いで、物件調査にかかる時間が変わることはないので、地価が高い地域のほうが収入は高くなる傾向にあります。
また、物件が売買・賃貸されて仲介手数料が生じるので、住みたい街ランキングで上位の町がある地域にある不動産会社のほうが収入は高くなると感じました。
仕事の内容は?
宅建資格を取得して不動産会社に入社すると会社の大きさや営業方針にもよると思いますが、多くの場合は宅建士の専業とされている仕事だけをするわけではありません。
ちなみに、宅建士の専業の仕事は、「契約書への記名・押印」「重要事項説明書面の記名・押印」「重要事項の説明」です。
そのほかに、営業として、売買物件の仕入れや買主への対応、物件の図の作成など結構やることは多いです。
私も、入社した時に、『売る物件は自分でみつけないとね!』とか言われて、売却物件を求むとか書いてあるチラシを渡されました。
正直、「ちょっと、何を言っているのか分かりません…」といった状態でしたね。
それはさておき、現実には媒介契約を取りに行ったり、自分が担当する物件の調査をしたり写真を撮りに行ったりと忙しく動いていました。
すでにある会社の物件を先輩と売ったり、先輩の調査に同行したりとなかなか楽しかったです。
とはいえ、営業もするので、物件の売買や賃貸の客付けをしないと給料は上がりません。
不動産会社の給料について
不動産会社の給料は、ざっくり基本給+営業手当+資格手当からなっています。
金額としてはだいたい以下のとおりです。
基本給20万円程度(地域や営業手当の歩合によって異なります)
営業手当 売買手数料の30%~50%程度(30%の場合は基本給が高く、50%の場合は基本給が少なくなります)。賃貸の場合はもう少し低かったような、売買が中心だったので、あまり覚えていません。
資格手当 3万程度
合計 給料23万~
このような給与が一般的だと思います(すくなくとも私の働いた当時はこんな感じでした)。
これが多いと思う方もいれば、少ないと思い方もいると思います。
営業手当は、売買契約の仲介手数料で売買代金の3%~6%ですね。
1000万円の物件の場合だと、30万~60万になります。
そのうちの、30%~50%なので、9万~30万円程度が営業手当になります。
毎月2000万円位の物件を1件売ることができれば、だいたい18万円+23万円で41万円ぐらいになると思います。
もちろんコンスタントに売れる場合はいいのですがなかなか売れない場合もあります。
金額が大きな物件を売ればその分他の月は売れなくても大丈夫といった感じです。
歩合の割合が多いので、給料が安定しないといったデメリットがあります。
まとめ
宅建士の資格を取って不動産会社で働いた場合は、だいたい500万円~という感じでしょうか。
このように、会社に所属して宅建士として仕事をする場合は、基本的には営業もすることになります。
もちろん、宅建士の業務だけしかしないという契約の方も中にはいます。
ここは会社によって様々ですとしか言えないです。
営業ですので、歩合によって多くの収入を得ることができる可能性はあると思います。
宅建取得費用回収という点では、私は、資格手当で回収できると考えています。
資格手当が3万ということなので、宅建取得にかかった費用回収は自分がどれだけ費用をかけたのかによります。
逆にいうと、自分がどれだけで費用回収する予定だから、いくらかけようといった具合の目安にしてもいいと思います。
ちなみに、私の場合は、テキスト代3,000円と過去問ソフト代1万円ぐらいでしたので、1か月で取得費用は回収できました。
講座を利用した場合は、講座を料金は20万円ぐらいかかるので、7か月で回収できる計算となります。
ネット講義だと安いところで、2万円程度からなので、1か月で回収できますね。
試験は年に1回10月にあります。
前述したほうに、最低200時間は勉強に時間を使い早く合格してしまうと人生の選択しが増えると思います。
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費用については宅建取得の勉強にかかる費用について別の記事でまとめています。 宅建の勉強にかかる費用はどの位かかるか 4パータンの分析 |