宅建試験の権利関係の民法の概観をどう学ぶかについてまとめ
以前に民法は全体をつかんでその後に詳細に勉強するのがいいといっていたけど、イマイチどういうことなのか分からないんだよ。
どうすればいいのかな?
そうね、全体といってもいろいろなレベルがありそうだものね。
一体いう意味なのかしらね。
こんにちは、編集長Sです。
以前に、記事にした、宅建試験の権利関係の分野について3つのステップで効率的に学習しようの中で、ステップ1として、全体を掴むことが大切と言いました。
全体を掴むといっても、それぞれいろいろなとらえ方をされていると思い今回は記事宅建試験の権利関係の民法の概観についてまとめていきたいと思います。
まず初めに民法の全体の概観を掴むことが重要です。
具体的に民法の概観を掴むことはどういうことかについて見ていきたいと思います。
民法の全体の概観については、民法は総則、物権、債権、親族、相続の5つに分かれます。
民法の総則は、人・物・法律行為・時効について規定したいます。
民法の物権は、占有権・所有権・用益物権・担保物権について規定しています。
民法の債権は、総則、契約、事務管理、不当利得、不法行為について規定しています。
民法の親族は、婚姻、親子、親権、後見、保佐補助、扶養について定めています。
民法の相続は、相続人、相続の効力、相続の承認・放棄、財産分離、相続人不存在、遺言、遺留分、特別の寄与について定めています。
全体の概観を掴んだ次の段階について
全体の概観を掴んだ次の段階についてですが、上記の概観をみると、民法の頻出分野として名前が挙がっているものが多く含まれています。
ここで分かるように、民法の出題分野の分類について民法ではどの位置で規定されているのかを掴んでおくことが重要です。
そして、次のステップとして、例えば、総則の法律行為の部分はさらに、総則、意思表示、代理、無効・取消、条件・期限に分かれます。
このように、一般的には細かな部分から学習していくのですが、細かな部分からの学習では、自分がどの部分を学習しているのかわからなくなり、ひいては全体のつながりが分からなくなってしまいます。
このようなことを防止するためにも全体像からだんだん細かく見ていくということが大切です。
特に、民法がよく分からないという方は、細かなところを見過ぎているかもしれません、一度俯瞰してみてることをおすすめします。
ですが、だんだん細かく見ていくのは、結構時間がかかります。
すべてを同じように手を付けていては時間切れになります。
そこで、最頻出分野と頻出分野に絞ってこの作業をしながら勉強を進めることが重要です。
民法の頻出分野のまとめについてはこちらを参照してください |
まとめ
今回は、宅建試験の権利関係の民法の概観をどう学ぶかかについてまとめてきました。
ポイントは、大きくとらえて、だんだん細かく学習していくということです。
今回解説した方法で、だんだんとすそ野を広げていく学習方法で、言葉の意味を理解していき、過去問を通じてどのように問われているかを確認していけばだんだん宅建で出題される民法の分野が分かってくると思います。
このブログでも重要な部分を取り上げて解説していく予定です。
一つずつ頻出分野を攻略して、確実に権利関係の分野で8点以上を取れるようにしていきましょう。
それでは今日はこのへんで終わりにします。