宅建試験で5問免除を受けている方向け!残り1か月で合格する方法
宅建試験で免除講習受けているから、免除期間内に合格したいんけど、仕事が忙しくてなかなか勉強できないんだよ!
短期間で集中して合格できないかな?
免除講習受けて、5問免除受けてるなら、短期集中で勉強すれば何とかなるんじゃないかしら。
こんにちは、編集長Sです。
今回は、宅建試験で5問免除を受けている方向けにまだ間に合う合格プランを考えていこうと思います。
5問免除については、別の記事で説明していこうと思いますので、この記事では説明は割愛させていただきます。
5問免除とは簡単にいうと、宅建業の一定の実務経験がある方が宅建士試験を受ける場合に、一定の講習を受けると、宅建試験で5問分正解としてカウントされるものです。
その5問とは試験の45問~50問の部分になります。
普通に勉強したうえで、宅建士試験を受けた場に1~3問程度正解できる部分になります。
それではどのようにすれば合格できるのかプランを立てていきましょう!
目標点を決める
プランを立てる上で重要なことは、まず目標点を決めることです。
目標点を決めずに、勉強して最終的に合格点を超えればいいという勉強法は、時間が無限にある時期にはいいかも知れません。
ですが、今回は残り1か月で合格するという限られた時間の中での学習になるので効率的に学習するためには、まずは目標点を決めることが何よりも重要です。
ということで、目標点を決めていきましょう。
目標点はどう決めればいいのか?
そこで疑問となるのが、目標点が問う決めればいいのかですね。
ここ数年の宅建試験の合格点は35~37点です。そして、37点のときは1回あり周りの得点状況にもよりますが、私の見立てでは今後も合格点が37点以上にはならないと予想しています。
なぜなら、他の資格試験においては、一般的には6割以上できていれば合格というものが目安だからです。7割以上合格というのはやりすぎのように思えます。
とはいえ、合格点が37点ということが有ったので、絶対合格したい場合は37点以上取るこを目標すべきと考えています。
ここでは、絶対合格を目指すプランを考えてみましょう。
もう少し緩めのプランはどうなるの?という方はここで示すプランのどこかの部分で2点分調整してください。
ということで、合格点を37点に想定した場合、5点免除なので取らなければいけない得点は32点ということになります。
目標点は32点です!
32点取れば合格できる、現実的に取れそうな点数ではないでしょうか?
どの分野で得点するのか
目標点が32点と決まった後は、次に何を決めるのか?
それは、どの分野でどの程度まで得点していくかです。
以前の記事にも書いていますが、『権利関係分野』『宅建業法分野』『法令上の制限』『税その他』の分野があります。
免除の5問分は、『住宅金融支援機構法』、『不動産の需要統計』、『不当景品類及び不当表示防止法』、『土地』、『建物』の5問です。
だいたいは、『権利関係分野』『宅建業法分野』『法令上の制限』『税その他』各分野のうち『法令上の制限』と『税その他』の部分と関係するようなイメージです。
『権利関係分野』と『宅建業法分野』については一般的な得点目標と大きく異ならない目標となります。
具体的には、以前記事で得点目標35点の場合、『権利関係分野』9点、『宅建業法分野』17点、『法令上の制限』5点、『税その他』4点という配分を示しました。
この配分をベースにするのがいいと思います。
どのように修正されるのか?
ベースとなるのは目標得点35点の場合です。
これは、すべての問題を解いた場合の得点目標として考えています。
5問分免除の場合は、先ほども書きましたが『法令上の制限』と『税その他』の分野です。
その部分の得点が少なくなるので、『権利関係分野』9点、『宅建業法分野』17点とこの部分は変わりません。
『法令上の制限』3点、『税その他』3点といった感じになります。
具体的な勉強スタイルについて
このように、得点目標とその具体的点数まで確定できました。
後は、何が足りないのか、そのように足りない部分を補うのかということになります。
基本的には、過去問が最重要となります。
特に、毎年出題されている部分と2年おきに出されている部分この部分を徹底的に繰り返して、行きましょう。
何度も解いていると、答えを覚えてしまいますが、数字を覚えるのではなくなぜその選択肢が正解なのかについて説明できるようにしてください。
さらに、仕事が忙しいので勉強ができないという方を念頭に置いているので、別の方法での勉強方法についても少し考えてみましょう。
5点免除を受けている方は、不動産実務を日々行っている方ですね。
宅建試験も実務を離れて試験問題が出題されているわけではありません。
ということは、どういうことかというと日々の仕事の中に試験に関係することが多く含まれているのです。
例えば、契約書や重要事項説明、宅建業の許可証などなど会社内や手元の契約書、先輩の重要事項説明など多くの復習の機会が会社には転がっています。
仕事をしているときに、今まで学んだ試験での知識を復習しながら試験前1か月間だけでも過ごすと試験中に覚えたことを思い出すきっかけになり、得点に結びつきます。
日々の業務でも復習をすることで、勉強時間の不足を補って合格点をクリアーしていきましょう!
過去問について
過去問についてもすでに使っているのもがあるならばそれで十分です。
繰り返して活用してください。
問題を持ち歩くのが面倒だという方には、最近ではスマホで学習できるものもあるのでそちらを活用するといいと思います。
私も、PCのソフトで過去問を解いていました。
これたスマホやPCソフトのいい点は、弱点を分析しやすい点にあります。自分が見落としている弱点を見つけるのにも役に立ちました。
もっとも、私の場合はスマホでの授業や問題演習というものはなかったので、もっぱらPCでの体験談となります。
いろいろと便利になっているので、使えるものは何でも使って合格を目指してください。
参考までに私がおすすめするものを2つ挙げておきます。
無料登録しておくだけでもいろいろな情報が手に入ると思います。
まとめ
5問免除を受けている方向け残り1か月で合格する方法としては、目標点を明確に意識して、どこで何点取るのかを決め、過去問を潰す。
そして何よりも、普段の業務の中で学んだ知識がどのように使われているかを意識していくことで、勉強時間が取れないことを克服していくことが重要です。
宅建試験の場合は、特に実務に近い出題が多いので普段働いているときにも復習に役立つことが多いです。
限られた時間を有効に使って、合格していきましょう!
今日はこのへんで終わります。